マルエードの名前

わたしずっと気が動転していたり急に名前を聞かれた時点で
自分の名前を間違えてしまう幼マルエードに対して違和感があったのですが

この過去の改装を見ていてもマルエード(ケフレーン)は幼マルエードのことを
名前で絶対に呼びません

だいたいにおいて「君」「かあいつ」

名前って結構ものごとのうちに重要で
命名っていう行為はすごく意味があるんですが

たとえばジブリでいうとポニョでは宗助が出会った人面金魚にポニョと
名前を付けて好かれたことから始まって
千と千尋では「元の名前を奪い新しい名前を付ける」ことで自己の支配下に置く、
名前を思い出すことで呪縛を解く部分はケフレーンも同じだったかもしれない
私が崇拝するポポロクロイスシリーズも精霊に名前を与えることで自我を与えてしまう

ケフレーンも元ネタであるバロールの妻にあたる名前なので
全ての過去を忘却させられたのちに命名された
となると

じゃああれほど大事なマルエードという友達がいて
クローゼットから助けられて名前を名乗ってしまったマルエード
名前を成り代わりたかったわけでもないし
間違えたわけでもなかったのに
なんで言ったのかと思っていたら

もしかしてもとから自分の名前が存在しなかったか
あっても呼ぶ人はいなかったのかもしれないと思ってしまった
それか知っているのはケフレーンだけかもしれない
だから「名前以外をすべて捨てている」のかなって

まあなぜそういう悩みを抱え始めたのかというとケフレーンは記憶が戻ったら名前がどうなるんだっていう
カプ厨的には名前同じなんだし結婚すればもうみたいなかんじなんですけどね(雑)

ケフレーンは記憶をなくしてもG22のベルファストではベインに子供好きと言われ
部下の面倒も見るってミルオールに言われるほど細かくいいやつポイントのある男であり
G22~24を読み返すたび死ねるのではやく次の話でないかなって感じですね

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